80ヴォクシー・ノア・30アルファードのCVT保証延長|期限は新車登録から13年・異音は対象?

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📅最終更新 2026年10月21日(6日前)/公開 2026年5月27日

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⚠️ 期限は新車登録から13年

80ヴォクシー・ノア・30アルファードのCVT保証延長|期限は新車登録から13年・異音は対象?

トヨタ公式の保証延長(無料修理)の中身・対象の型式・車台番号での確認方法・異音との関係、前期ワイパーのビビり対策まで1級整備士が解説

🔧 結論

80系ノア/ヴォクシー/エスクァイア・30系アルファード/ヴェルファイア(2.5L)・60系ハリアーなどの一部車両は、CVTのトルクコンバータの不具合について、トヨタが保証を延長していて、新車を登録した日から13年以内なら無料で修理します。対象車は2013〜2016年に作られた車なので、2026年現在も期間内です。ただし、早い時期に登録された車は2026年12月ごろから順に期限を迎えます。

🚨 CVT保証延長の中身と「異音」との関係(トヨタ公式の内容)

トヨタは2017年7月に、次の内容の無料修理を発表しています。

トヨタ公式「エスクァイアなど 無段変速機トルクコンバータの修理」(平成29年7月)の要点

  • CVTのトルクコンバータで、製造ばらつきによりロックアップクラッチの部品の一部に強度が足りないものがある
  • 加減速をひんぱんに繰り返すとクラッチが作動しなくなり、警告灯が点灯してフェールセーフ走行(制限された走り)になる場合がある
  • 販売店で点検して該当すれば、トルクコンバータとCVT内部の一部部品を無料で交換

出典: toyota.jp 改善対策・サービスキャンペーン等「エスクァイアなど 無段変速機トルクコンバータの修理について」

ポイントは、公式が挙げている症状が「警告灯の点灯とフェールセーフ走行」だということです。走行中に「ヒューン」「ウォーン」と唸るような異音がするCVTは現場でもよく見ますが、異音がするからといってこの保証延長の対象になるとは限りません。音の原因はほかにもあるので、まずは販売店で点検を受けて判断してもらいましょう。

💰 CVT保証延長の期限は「新車登録から13年」

💎 トヨタ公式 2017年7月

従来の保証期間:新車を登録した日から5年または10万km以内
→ 無料修理の期間:新車を登録した日から13年以内

期間は製作年月ではなく「新車を登録した日」から数えます。公式の案内には走行距離の条件は書かれていません。

いつまで?の目安

新車登録日は車検証の「初度登録年月」で確認できます。13年を足した月が期限の目安です。

初度登録年月(車検証) 13年の期限の目安
2013年12月 2026年12月(もうすぐ)
2014年12月 2027年12月
2015年12月 2028年12月
2016年8月 2029年8月

※正確な期限は新車登録日によって決まります。登録日が分からないときは販売店で確認してもらってください。

⚠️ リコールとは違い、案内のハガキは来ません

この保証延長は、公式の案内でも「当該現象が発生し修理をご用命の場合」とされています。リコールのように販売店から呼び出しが来るものではなく、症状が出たときに自分で販売店に申し出る仕組みです。警告灯が点いた・急に加速しなくなった、という症状が出たら、期限内かどうかを確認してすぐに販売店へ相談しましょう。

🎯 保証延長の対象車(トヨタ公式の一覧どおり)

対象は、下の型式のうち公式が示す車台番号の範囲に入る車です。同じ型式・同じ年でも、範囲から外れる車は対象外です。

車種 型式 製作期間
エスクァイア/ノア/ヴォクシー(80系) DBA-ZRR80G 2013年12月〜2016年2月
DBA-ZRR80W 2013年12月〜2016年2月
DBA-ZRR85G 2013年12月〜2016年4月
DBA-ZRR85W 2013年12月〜2016年1月
アルファード/ヴェルファイア(30系 2.5L) DBA-AGH30W 2014年12月〜2016年3月
DBA-AGH35W 2014年12月〜2016年3月
ハリアー(60系 ガソリン) DBA-ZSU60W 2013年10月〜2016年3月
DBA-ZSU65W 2013年10月〜2016年3月
アベンシス DBA-ZRT272W 2015年10月〜2016年8月

※公式の注意書きのとおり、製作期間は購入した時期とは違います。ハイブリッド車(ZWR80系・AYH30W・AVU65Wなど)や3.5L車は、この一覧に入っていません。

自分の車が対象か調べる方法

  1. 車検証で型式・車台番号・初度登録年月を確認する
  2. 型式が上の表にあるかを見る
  3. トヨタ公式のリコール等情報対象車両検索に車台番号を入れて確認する
  4. 分からなければ、車検証を持って販売店で確認してもらう

🛠️ 販売店に行くときの伝え方

  1. 事前に電話して、来店日時を予約する(公式の案内でも事前連絡をお願いしています)
  2. 「2017年7月に発表された、CVTトルクコンバータの保証延長(無料修理)の対象か見てほしい」と伝える
  3. 出ている症状(警告灯が点いた・加速しない・異音など)と、いつ出るかを具体的に伝える
  4. 車検証を持っていく。整備記録簿があれば一緒に

公式の案内には「販売店で点検の結果、該当する場合は」無料で交換すると書かれています。対象かどうかの判断は販売店の点検で決まるので、ネットの情報だけで「自分は対象外」と決めつけず、まず点検を受けてください。

🛒 中古車で買うときのチェック

✅ 5つのチェック

  1. 車検証で型式と初度登録年月を確認:上の表の型式で、2013〜2016年の車なら要確認
  2. 車台番号を公式の対象車両検索に入れる(販売店に頼めば調べてくれることもあります)
  3. 13年の期限まで何か月残っているかを計算する
  4. 試乗で警告灯と加速の様子を見る。発進から加速まで、ぎくしゃくしたり異音が出たりしないかも確認
  5. 整備記録簿でCVTやトルクコンバータの交換歴を確認する

公式の案内には所有者の条件が書かれていないので、中古で買った車でも、新車登録から13年以内で症状が出れば販売店に相談できます。期限が近い車を買うときは、残りの期間も値段の判断材料に入れておきましょう。

🧽 別の話:前期型のボタン式ワイパーはビビりやすい

CVTとは関係ありませんが、この年代のトヨタ車でよく相談されるのがワイパーのビビりです。30系アルファード/ヴェルファイアなどのボタンで外すタイプ(トップロック式)の純正デザインワイパーは、剛性が足りずに拭き取り時に「ビビビ」と震えやすい弱点があります。

取付方式 見た目 ビビり
ボタン式(トップロック式) 根元にボタン・スリムな形 出やすい
Uフック式(対策後) アームの先がU字に曲がっている 出にくい

💡 整備士naoの現場メモ

メーカーの対策は、アームとブレードをセットでUフック式に替えるものです。以前は保証で交換できましたが、今は保証期間が切れている車がほとんどで実費になります。対策品のセットは販売店でしか買えないので、費用を抑えたいなら純正のUフック式アーム+社外のワイドタイプのブレードという組み合わせもあります。ゴム幅が太いワイドタイプは剛性があり、ビビりが減りやすいです。

⚠️ ワイパーの形が前期・後期で変わった時期は車種によって違い、ワイパーの形でCVT保証延長の対象かどうかは判断できません(対象は上の表の製作期間と車台番号で決まります)。作業の実例はシエンタのワイパーのビビり対策|アームごとUフック化で解消で紹介しています。

🎯 整備士naoのまとめ

  • 80系ノア/ヴォクシー/エスクァイア・30系アル/ヴェル2.5L・60系ハリアーなどの一部は、CVTトルクコンバータの不具合が保証延長で新車登録から13年まで無料修理
  • 公式の症状は警告灯の点灯とフェールセーフ走行。異音があるだけで対象とは限らないので、まず点検
  • 対象かどうかは型式と車台番号で決まる。公式の対象車両検索で確認できる
  • リコールと違って案内は来ない。症状が出たら自分で販売店に申し出る
  • 2013年末に登録された車は2026年12月ごろに期限。期限が近い車は早めに相談を

CVTの不具合は、症状が出てから放っておくほど走れなくなるリスクが高まります。期限内なら無料で直せる可能性があるので、「おかしいな」と思ったら早めに販売店で点検を受けてください。

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整備士 nao

1級自動車整備士 / 元ディーラー自動車検査員

ディーラー・整備工場で15年以上の実務経験。メーカー公式の情報と現場の経験をもとに、中古車選びや修理で損をしないための情報をお届けします。

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